若くして運命の相手に出会った友人

私の友人で高校から大学三年まで同じ人と長く付き合っている子がいました。
私は高校が女子校で誰かと付き合うなんてことはおろか、男友達もいなかったので、羨ましいなと思っていました。

とても美男美女で紹介された時、これが本当にお似合いのカップルなんだろうなと思っていました。

そんなある日、その子から彼と別れたことを聞きました。
とても驚きましたが、環境が変わってしまったのが大きかったと聞き、そういうものなのかなと納得しました。

そして彼女は同じサークル内の先輩と付き合いだしました。
彼女が誰かを好きになる過程を見たことがなかったので、とても新鮮で幸せそうで、これで良かったのかなと思っていました。

しかし、その二人はあっという間に別れてしまいました。
どうやら二人が付き合っていた間も元彼がずっと彼女のことを忘れられず、気持ちを伝え続けていたらしいのです。

彼女も長く付き合っていた彼と比べてしまい、結局長続きしなかったと言っていました。

それから5年後、彼女から結婚式の招待状がきました。
相手はあの高校時代から付き合っていた人でした。
思わず招待状を見たときは嬉しくなりました。

結婚前に二人で会って食事をする機会があり話を聞くと、あの後も何人かに告白はされたけれど、やはり昔から知っている彼に適う人はいなかったそうです。

運命の人と16歳で出会っていたことをなんとなく認めたくなく、他の世界も見てみたかったそうでしたが、やはり彼が一番だったそうです。
本当に運命の相手は存在するんだと、その時勇気づけられたのを覚えています。

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