コーヒーショップで人目を気にするカップル

繁華街のコーヒーチェーン店は狭い店内に押し込むようにテーブルが配置されていて、私は一番奥の席にいた。
隣の席にはカップルが座り、椅子を引いてもらわないと通れないので、ひと声かけようとしたが、どうもカップルの様子がおかしい。

聞こえてくる会話の断片から判断するに、深刻な喧嘩の真っ最中だ。
これは気まずい。

コーヒーは飲み終えたし、次の予定もあるので席を立ちたいのだが、声をかけられる雰囲気ではなく、私は無意味に手帳を開いて眺めるふりをしながら、カップルの喧嘩が速やかに収束することを祈った。

押し殺した声で彼女が彼を責めている。
あぁ、それはいけない。
彼女の友人に手を出すなんて駄目だろう…彼が開き直ったよ、最悪。

時間を気にしつつも彼女を内心応援しはじめた私。
何でこんな男に固執するのか、彼女からふってしまえばいいのに。
私の勝手な応援もむなしく、彼は捨て台詞とともに席を立った。

心ならずも彼女の失恋の瞬間に居合わせてしまった私は、ペーパーナプキンで涙をぬぐう彼女に黙ってハンカチを手渡し、心の中で「大丈夫!男はいくらでもいる!」とエールを送ると、狭いテーブルの間をすり抜けて外へ出た。

こうしたシーンは、ヒモと風俗嬢が相場と思い込んではいたが、ふたりとも真面目そうなカップルであったのが驚いた。
男女の痴話喧嘩は身分を超える。

その横で、オジサンと若いお姉さんが真剣に会話をしていたが、その内容はシフトだの日給だの送迎だのと言っていたので、多分、裸のお仕事なのだろう。

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